スリッパの経年変化とお手入れ
散りはじめの彼岸花も見かけるのですが、まだまだたくさん咲いている隅田公園でした。
華奢でありながら、花火のように勢いと儚さのあるフォルム。
秋の入り口ですね。
すでに製品ページでも追加掲載しております、スリッパ/グリーンとホワイトの経年変化について、改めて記したいと思います。
経年変化についてのご質問にいつも
「絵具にグレーとイエローを足したような色味になります」とお伝していますが、
正直イメージするのは難しいですよね...
トートーニーのスリッパの革(鞣し方)は、ベジタブルの手法の革を使用しています。
わたしたちにある皮膚を同じく、使う時間の経過とともに、日焼けしたり、くすみが増していきます。
経年変化したスリッパが出来上がるのも時間がかかり、新色発売から2年以上経っての記事となります。
ごめんなさい。
グリーンは、やや人工的で明るい色の印象から、2トーン暗くなり、自然にある色へ近くなりました。
はじめのパキッとした色も好きですが、馴染んでくる感覚もあり、変化した色も
個人的にはとても気に入っています。
ホワイトは、くすみと黄色味が増し、クリーミィな印象になりました。
ほかの色もそうですが、踵部分にしっかり、その人の痕跡が残っています。
使う時間の経過とともに出来上がる足形も、履く人それぞれ。
スリッパは作りはじめて13年経つのですが、いまだに不思議でおもしろい素材だなと思います。
唐突かもしれませんが、経年変化を記すとお手入れもお伝えしたくなります。
唐突かもしれませんが、今年はちょっと早めのスリッパのお洗濯はいかがでしょう。
お手入れは年の瀬にお伝えすることが多いのですが、昨年に続き今年も暑かったので、
たっぷり汗をかいた状態が気になるみなさまへ記したいと思います。
イベント事がひと段落したときなど、ぜひ洗ってみてください。
思った以上にスッキリします!
※ここからは以前の記事(2022/12/25)を再構成しております。
-- すっきりお洗濯したいとき --
丸洗い可能です。※手洗いでおこなってください。
1)ブラッシング洗濯
水またはぬるま湯にスエードシャンプーや中性洗剤をいれ、スリッパを浸します。
スエード(スリッパの外側)は使い古した歯ブラシなどで毛並みを整えながら、
スムース(スリッパの内側)は軟らかい布で拭き取ります。
※シミなどを落としきることは難しいです。
2)すすぎ・脱水
たっぷりの水、またはぬるま湯で汚れと洗剤を落とし、乾いたタオル等で水気を拭き取ります。
3)乾燥
風通しの良いところで陰干します。
多少硬化いたしますが、履いているうちにやわらかく馴染んできます。
洗濯挟みで干す際は、履き口または踵部分をつまみ、足が入りやすいよう、丸みを作るように干しましょう。
※ストーブ等での急激な乾燥は避けてください。
(文/カンダ)