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079 鹿革ポケットTシャツ

台風の影響でとても蒸していましたが、きのう姪っこの小学校最後の運動会でした。
わたしは見に行くことはできなかったので動画を送ってもらい、100m 走で1番になっている姿を見せてもらいました。
ただ走っている姿に、目頭に感じるものがあるのはなぜなのかと毎度思います。

先日よりお伝えしていた、鹿革のポケットがついたオーガニックコットンTシャツが、オンラインストアに入荷しました:)
試作では大きなものをつけたりもしていたのですが重みが出てしまうため、010 小財布が入るコンパクトサイズになりました。
◯ 079 ポケットTシャツ
https://toe-to-knee-onlinestore.com/items/62fa03de97c2452762f385e7

◯ Special exhibition
「Deerskin pocket T-shirt」
日時|9月17日(土)〜9月25日(日) 13:00~17:00
場所|トートーニー  東京都台東区浅草橋3-5-1 1F
※9月21 日(水)お休み

Special exhibition 「Deerskin pocket T-shirt」期間中、ご予約は不要です。
無地とポケット付きともに、作業場とオンラインストアでお買い求めいただけます。

革は水に濡れるとよくないというのは、耳にした方も多いかと思います。
これはタンパク質繊維の中にある渋(皮の鞣し剤として用いられる植物タンニン)が溶け出すことで、
硬化したり縮んだりすることがあるためです。

なぜ日常的に使うTシャツのポケットにしようと思ったかと言うと、主に 2つの理由があります。
今回使用した野生で育った鹿の革が、これまで製品で使用してきた革と異なる個性を持っていたことと、
本来皮膚であり呼吸している革が、衣料革として使用することが自然に思えたことがきっかけとなりました。
きっかけは感覚的なことなのですが、「よくない」とされてきた点については、お手入れ方法や硬化について、
一年ほど使用することでクリアになったので製品化することにしました。
ポケットの鹿革の薄さは、強度のちょうど良いバランスをとるため、薄さ 0.5mm に漉いています。
0.3 や 0.4 mm もテストしましたが強度的に弱く、0.5mm が違和感のなく、大雑把な自分でも長く着用できる厚みと感じていました。

気になるのは、洗濯とお手入れですよね。
繊維や強度が異なるため、お洗濯の際はクリーニングネットに入れ、中性洗剤で洗っていただくのをおすすめします。
革の硬化は、乾燥時におこります。
硬化が気になる方は、デリケートクリームを軽く塗っていただくと、乾燥とひび割れを防ぐことができます。
デリケートクリームを塗っていただくタイミングは、脱水後の水分がまだ残っているときが良いかと思います。
保湿成分が繊維に入りやすく、しなやかさを保つことができます。
また、ポケットのシワを伸ばすように干していただくと、乾いたときの硬さや収縮が感じにくくなります。

↑↓モデルの身長 162cm 着用:Mサイズ  

色の違いとしては、草木染めされているブラックの方が、やや硬化が目立たないです。
ただ「縮みが起こるからデメリットである」と、私自身はは捉えてはおりません。
(気になる硬化ではないので、クリームは塗らずに着用しています)
それぞれの個性を楽しんでいただけたら嬉しいです◎

↓↑ モデルの身長 162cm 着用:Lサイズ 

20年ほど前、箱根駅伝の復路を走る選手を偶然見かけました。
想像よりも遥かに早く目の前を通り過ぎて行きていく姿に感動を覚えた記憶があります。
ほんの一瞬の出来事でしたが、沿道で応援する気持ちも合わせて分かった気がしました。

(文/カンダ)