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ゴム抜き薄手ソックス/CANCER

むかしよく母がかぎ針で編み物をしていました。小学生のころは、その指づかいが高速に見え、編み物はこんな風に編めるものと思っていました。中学か高校に上がりマフラーを何個か編んだものの、あまりにもぎこちなく、練習して向上していくことはありませんでした。

ゴム抜き薄手ソックス/CANCERは、3-4年履いています。春夏秋は普段使いもするのですが、春秋冬は寝るときに履いています。朝起きると脱げていますが、足が冷えていると寝つきがわるく、締めつけ感のない適度なフィット感が安心するのだと思います。

なぜいまだに型崩れを感じず、この心地よさを感じるのか。
調べたところ、「リンキング」という縫製の仕方にありました。
ループ数を計算して針に刺すことで縫いずれが起きず、洗濯後の型崩れがしにくいこと、縫い代の厚みを押さえることで継ぎ目が目立ちにくいというのが大きな特徴としてあります。さらに、ゴム抜き薄手ソックス/CANCERのスーパーエクストラファインメリノウールという、細く伸縮性のあるニット生地に馴染むという、素材と手法の絶妙なバランスから成る一品でした。

母のように高速に編めなかったときから、ニットに対して好奇心を持つことや志向がなかったかもしれません。
知ることができた喜びと、些細なきっかけで関心を持ってこなかったことが他にもあるなと、気が付いてないこわさを感じる今日この頃です。

https://toe-to-knee-onlinestore.com/items/5fa4a3b88a457258f70992b6

(文/カンダ)