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カップ・タンブラー・ソーサー/曽田耕

革で靴やかばんなどの立体物を作るとき、通常きれいなところを使うことが一般的です。大きなキズやスジ、検品時につけるペンの跡などは避けて裁断します。そのため、製品にはできないけれど、どうしても余ってしまう部分が出てきます。
それらは、余り革や残革と言われることが多いようですが、余りとはいえ、大切な材料の一部であることに代わりはありません。

そんな革たちで、革作家の曽田耕さんに作っていただいたカップ、タンブラー、ソーサー。
曽田さん曰く、パーツはほとんど切ったりせず、余っている革のまま出会うものを縫い合わせているそうです。革の形が1枚1枚違い、縫い合わせ方も違うので、もちろん全て一点もの。ひとつひとつ全く表情の違う、パズルのような組み合わせが楽しい作品です。

用途はペン立てやツール立て、小物置きなどですが、お使いいただく方のアイデアで自由に楽しんでいただけたらと思います。

(文/サクラダ)